【振り返り】大会_20170402_高水山トレイル
前回のブログで、高水山トレイルに臨むにあたり課題を2つ挙げました。
- 保守的なレース展開
- 前半の渋滞
この2つをすごく意識して、昨日の大会は走り抜けました。
1年ぶりに走ってみて、その他にも重要だと思い、意識したポイントを5点ご紹介したいと思います。
来年以降に参加される方の参考になれば幸いです。
1.スタート位置
課題として挙げた2つを解決するには、前半でどれだけ飛ばせるかが重要でした。
特に渋滞になりやすいポイントは、2箇所あって、スタート直後の長い階段と、10km地点
(たぶん水平距離で7kmくらい)の峠の激登りです。
最初の渋滞ポイントを避けるためには出来る限りスタートで前の位置を確保しなければなりません。
スタート20分前になると、前の方は入れなくなるので、20分以上前にスタート地点につきましょう。
私は25分前で、15列目でした。(もっと前にも行けたけど、ビビってこのへん)
この大会はハセツネ30kと同日程で行われることから、すごく速いランナーは少なく、前の方でもスピードに圧倒されることはなかったです。
むしろそんなに速くない人も前にいたので、もっと前でよかったと後悔したくらいです。
2.スタート後の500mダッシュ
ポイント1でも書きましたが、スタート直後に長い階段があります。
スタートしてから、500m程度。
この階段までは道幅もそれなりにあり5人くらいは横並びで走れますが、階段は2列が限界です。
さらになかなかの勾配なので、一気にペースダウンします。
そこでこの500mでどこまでツッコめるかが大事です。
(階段に自信がない場合は、後ろの人の迷惑になるので、良識の範囲内で笑)
階段でポジションが取れなくても、そのあと2kmくらいはなだらかな広めの道が続くので、そこで再度ポジションを上げていきましょう!
3.5km地点の名物おじちゃんの声で現状順位を確認
スタートから5km地点にやや勾配の急な登りがあり、その一番上に名物おじちゃんがいます(勝手に名付けた)
毎年大声で、現時点の順位とタイムを教えてくれます。
そのあと数キロで第二の渋滞ポイントがあるので、ここで現状を確認することはとても重要です。
本当に有り難い。
昨日の僕は、タイム30分ちょうど、順位63位でした。
そこから少し順位を落としたものの、おそらく70番くらいで峠をむかえることができたと思います。
その結果渋滞はほぼなし。
これで問題と思われる箇所を2つクリアすることができました。
4.後半の激登りは気合で
このコースでは、激登りが前半に1箇所、後半に1箇所の計2箇所あります。
特に後半がしんどかった。
前半で飛ばすと決めていたので、すでにふくらはぎと太腿が痙攣していました。
その状態で激登りがあるので、なんとか攣らないように、登っていきます。
少しでも変な筋肉の使い方をしたら、攣ってしまうというギリギリの状態の登り。
この状態で走り続けるテクニックは昨年の斑尾トレイルで身につけた笑
だから前半飛ばしたらここは気合で乗り切るしかないと思っています。
5.エイドステーションの未充足は自分で補う
大会の運営者に苦言を呈すようで大変申し訳ないですが、エイドがイケてません。
(どこかが土砂崩れになり、運搬できないという理由もありますが。)
30kにはエイドステーションは全部で3箇所ありました。
1箇所目:水と飴
2箇所目:水と氷砂糖
3箇所目:水と飴とバナナ
そのため塩分と栄養補給はほとんど期待できないです。
しっかり持参しないと後悔することになるので気をつけましょう。
ちなみに昨日の僕は以下を使いました。
・メダリストのジェル:2個
・塩サプリ:3個
・アミノバイタル:1個
さいごに
以上の5つを意識して走ったら、タイムはかなり短縮することができました。
と言っても、そんなに速くないので、始めたばかりの人の参考になるようなアドバイスだと思っています。
(ここまで読んでくれた速い人ごめんなさい。)
2015年 3:56;26
2016年 4:05:36
2017年 3:16:27
今年の成長ぶりは、体力や筋力だけではなく知識からしっかり戦略を立てられたことが大きいと思っています。
体力や筋力は一朝一夕には成長させられませんが、知識はすぐにインプットできます。
だから2018年以降の高水山トレイルの大会前に、このブログを見てくれた人の活躍を後押しできたらなぁと思って書きました。
さて次はどんな大会に出ようかな♪
【事前】大会_20170402_高水山トレイル
今日は高水山トレイル@青梅
今年で3年連続となる出走です。
実は1年目より2年目の方がタイムが落ちてしまった大会なのです。それ以来この大会には毎回出ようと思っていて、毎年の自分の成長を試す機会。
だから、今日は一昨年の自分に挑戦する!
そこで、この2年で自分がタイムを落としてしまった理由を整理しようと思う。
1.保守的なレース展開
1年目はビギナーズラックもあり、とりあえず前半からツッコむようなレース展開だった。だから後半は足がつるくらい辛くて、本当にしんどい大会だったという印象がある。
そこで2年目は、前半はツッコミすぎず、後半に少し体力を温存する走り方に変えた。
結果、どっちにしてもキツくて、後半もペースが上げ切れずタイムロス。
コースを知ってるというのは、逆に怖いと思った。
たぶん30歳をすぎると独立が怖くなるのと同じ原理。
この大会の特徴として、折り返し後も、そこまで下り基調にはならない点があげられる。
それがわかってると、やっぱり体力を温存しておきたくなる。
3年目となる今回は、そのビビリな自分にどれだけムチを打って追い込めるかが鍵になると思っている。
2.前半の渋滞
スタートから10キロ地点くらいのところで、すごい渋滞が発生する。
この大会一番の難所。
1年目は前半飛ばしたおかげで、やや渋滞してるなーくらいの感覚だったけど、2年目はどハマりした。
ここで15分以上はロスしたのではなかろうか。
だから上位集団と、あの激登りを越えられるか不安だけど、今年はそこまでが特に勝負になると思っている。
スタート後数キロは道幅が広いので、しっかりそこでスピードをキープして、なんとか高順位を。
さて、もう間もなく、大会スタート!
わくわく(^o^)
トレランで下りを気持ちよく走る6つのポイント
1.歩幅を狭く
歩幅を狭くすることのメリット
- 突然の障害やカーブにも対応できる
- 1歩1歩の高低差も狭くなるため、膝への負担が軽減される
- 接地時間が短くなり、膝への負担が軽減される
2.直線的に下りない
3.足を重心の真下につく
4.腰の位置を高く保つ
5.親指の付け根を意識する
6.風になった気持ちで
さいごに
- スピードをいかに殺さずに走る抜けるか
- スピードを出すことでの負荷をいかに分散させるか
なぜトレランにハマったのか
記念すべき最初の投稿はそんな僕がトレランにハマったルーツから。
1.きっかけ
僕がトレランを始めたきっかけは、今から約2年前、2014年9月頃。
当時の職場の先輩から、半ば強制的にトレランの大会にエントリーさせられたことからすべてが始まった。
元々野球部だったし、身体を動かすことは好きだったが、マラソンには一切の興味がなかった。
1人で、単調なペースで、代わり映えのしない道を、長時間走り続けるだけの競技だと思っていて、何が楽しいのかわからなったのだ。
野球とはまったく正反対の競技だと思った。
しかし、負けず嫌いの僕は、エントリーしたからには初めてでも完走してやると決心した。
それが始めたきっかけ。
2.初めての練習
初めての練習は今でも覚えている。
高尾山~小仏城山の往復約10kmの道のりである。
集合時間が朝早く(今思えば普通だが)、遅刻をしてしまったため、1人で走ることになった。
とにかくつらかった。
トレイルランニングというくらいだから、マラソンと同様、同じペースで走り続けるものと思っていたのだ笑
つらすぎて、まったく景色を見る余裕もなく、なんて競技にエントリーしてしまったんだと後悔しながら、1人で黙々と登った。
高尾山山頂につく頃には、筋肉がパンパンに張っていて、でもこの筋肉が悲鳴を上げてる感じが嫌いではなかった笑
部活の頃を思い出すなぁ。
そしてその後の下りは爽快感があってすごく楽しかった!
自分の平地の実力以上のスピードで走るという異次元の感覚。
スピードを上げるほど、集中力が増して、周りがゆっくりに見える不思議な感覚。
この今まで感じたことのない多くの感性が僕をトレランの道に引きずり込んだのだろう。
3.ハマった理由
2回目の練習で、途中歩いたりペースを落としたりしてもいいことを知り、
絶景を味わいながら、楽しく、苦しく登ったこともよく覚えている。
以上を踏まえると僕がトレランにハマった理由は大きく3つあると思っている。
- 筋肉の成長感
- 高速下りの爽快感
- 絶景との出会い
こんなキーワードに気になった人はトレランにハマるポテンシャルがあります。
ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。